2000/10/15
「第2回提出案」

空き地となった敷地の調査と前回の打ち合わせをもとに、 各自の案を練り直しました。 提案者はは4人です。
案は各自掲示板にアップし、10/15にそれらの案について、 施主と設備設計の鶴さんを交えてうちあわせをしました。
なんとなくすべての案が収斂してしまったようです。

土間空間でつなぐ案

フジムラ

敷地に南からの光をとり日中過ごしたい空間1 北からの落ち着いた光を庭側からとりこむ空間2 それを土間空間がつなぐ。

 

コートハウス type2

田中

この案の特徴は、玄関の位置を敷地の奥に設置し、 人の導線が敷地全体をまうように計画されたことです。

書院造り?案

まい

必要なヴォリュームをわけて、自由に組み合わせ配置するこ とによって、方角や敷地の制限から自由になると考えました。 すべての部屋があらゆる方角に接し、外部を取り入れるか閉じ るかを、選択できます。

 

L と螺旋

坂口

開くものと閉じるもの  北の空地は小川と小道を含んで開かれている.  南の空地は閉じられて緑とマルコがいる.
I型の板縁,L型の土縁  北の空地に面した長い板縁は家をまちに開く.  南の空地に接したL型の土間は家を庭に開く.
通りぬけと螺旋  小道から路地を抜けて,螺旋状に屋根裏に届く.  屋根裏から露台に出ると,小川とまちを見下ろす

書院造案更新

まい

1 見せる庭と生活の庭を造り、その周りに公私を分けた空間 をはいちさせた(ほぼ東西で性格付けされている) 2 南北は光の量によって空間の性格付け(南側に静かな書 斎、北側に明るいリビング) 3 庭の落葉樹が調温・断熱効果をもたらしてくれる

ロの字型スロープ

まい



以下掲示板から抜粋

[33] 無題 投稿者:坂口 投稿日:2000/10/03(Tue) 18:55

めっきり涼しくなりました. その後土地の方の話は進展しましたでしょうか? 私たちは前回の打合せを受けて,チーム内部にてミ ーティングを開きました. 既存撤去後の敷地環境を再確認し,先生が選ばれた3案を 発展展開する方針で検討をしてきました. 各案に深度の差は多少ありますが,やっと第2次案が4案そろ いました. 先生のご意見をいただけませんか? 次は全員でワークスにて打ち合わせたいと考えます. いかがでしょうか?

[34] ご無沙汰してしまいました 投稿者:施主 投稿日:2000/10/03(Tue) 19:40

ご無沙汰しております。掲示板にも書き込みせず、申し訳あり ません。じつは今日まで出張でした。向こうで新しい提案 は拝見していたのですが、書き込みをする余裕がありませんで した。今日追加していただいたものを含めて、もう少し検討の 時間をいただけますか。言い訳ばかりになりますが、仕事も明 日は一日中会議なので、なかなかこちらに時間がとれそうもあ りません。今晩ともかくゆっくり拝見させていただきます。次 回、ワークスでの打ち合わせはこちらは問題ありません。た だ、いつ伺えるかは未定です。

[36] とりあえずの感想 投稿者:施主 投稿日:2000/10/04(Wed) 00:50

みなさんの案を見させていただきました。敷地の現況やこちら の提案にすぐ応えてくださったようで、感謝しております。まとまりはないと思いますが、思いついたことから書いてみま す。 ・ 書斎や本には日が当たってはならないので、普通は北側に書 斎や書庫を取ることになる。 ・ ところが、この敷地は北側に開いており、特に冬は南側の日 当たりは望めそうもない。 ・ そこで、「土間つなぎ」案(と勝手に呼ばせていただきま す)の「第二空間」に書斎を取るのがよいかもしれない。そう すれば、庭の眺めも得られるし、部屋に日も射さない。かつ 「第一空間」のリビングには、日照が確保できるかもしれな い。 ・ ただ、「土間つなぎ」案の土間がどのような機能を果たして いるのかもう一つよく分かりませんでした。この配置で、第 一、第二空間の調湿などが可能なのか。 ・ その点では、「Lと螺旋」案の土間が、温度湿度の調節をし てくれそうな気がしました。もっとも、図面からは全体のイメ ージがもう一つ把握できませんでした。(前回は横断面 図があ ったので分かりましたが。) ・ 「書院造り」案、「コートハウス2」案も南西から光を取り 入れるという点で共通しているようです。私もそのように考え ていました。しかし、とここでまた前回の土間と同様、妙な提 案になるかもしれませんが、「ロ」の字型の配置は考えられる でしょうか。それだと庭がほとんど確保できないか。(閉じす ぎになるかな。) ・ 大阪からまるこを乗せ、600キロほど走ってきたので、そろ そろ頭が働かなくなってきたようです。今日はここまでにした いと思います。

[37] 測量投稿者:施主 投稿日:2000/10/05(Thu) 13:19

今朝、不動産屋に寄ってきいてみたところ、土地の測量はすん だそうです。ご主人がいなかったので、詳しいことは分かりま せんでしたが、土曜日に説明してもらうつもりです。問題なけ れば、契約に向けて進むことになります。 また気づいたことを書いてみます。 ・プランにどの程度影響するのか分かりませんが、すぐ前が川 なので、床はできるだけ高くしてもらった方がよいかもしれま せん。西隣の突き当たりの家は、川の土手続きに石垣が作って あって、数十センチ道路より高くなっています。こちらの土地 にはそのような壁はなく、道路と同じ高さです。 ・設備に関しては、最初お伝えした点から変わりないと思いま す。中心は、一万冊くらい(できればそれ以上)の本を、<使 いやすい形で>収納できること。単に、納めるだけではなく、 すぐに使えるようにというのが希望です。(後は、CD,ビデオ が多数。)それと風呂の外にマルコの洗い場くらいでしょう か。それ以外は、ふつうより質素な設備でよいくらいだと思い ます。

[38] プランについて 投稿者:まい 投稿日:2000/10/07(Sat) 15:57

床の高さをあげるということと、ロの字型にする、という施主 さんの提案ですが、十分に考えられると思います。私のバリエ ーションの中にも近いものがあったので、添付しておきます。 (まだ検討中ですが) あと、全体的に案を見て思ったことは、だいぶみんなの案に方 向性がでてきたかな、ということです。 掲示板状でも、互いの案について思ったことなど、施主さんを 交えて行い、今度の打ち合わせにそなえられたら、と思いま す。私の感想を書きます。コートハウスtype2は囲い方としてあ ると思うのですが、一般 的な核家族を想定したようなリビング ダイニングの提案になっているところが気になります。土間つ なぎ案はコンセプトが明確で展開しがいがありそうです。中村 さんの土間での生活イメージがまだ私にはわいていないので、 少し推し進めたスタディをみたいと思いました。Lと螺旋案で は、北庭と南庭がどのような使い分けができるのか、大きさの バランスは逆の方が気持ちいいのでは?などです。生意気言っ てごめんなさい。次回ははじめて全員での打ち合わせですので 楽しみです。

[40] 案の感想 投稿者:フジムラ 投稿日:2000/10/10(Tue) 07:38

まいさんが言うように少し意見交換などをしたいと思いました ので、案に対するフジムラの感想です。 >あと、全体的に案を見て思ったことは、だいぶみんなの案に 方向性がでてきたかな、ということです。(38より引用) それは同じ方向になってきたという意味でしょうか? 私としてはすでにいくつか掲載している案が大きくは同じもの になってきたように思っています。 配置的には大体が同じような考えをもっていて、どこに外をつ くるか、外と内の関係をどうとらえるか(Lと螺旋「開くもの 閉じるもの」の考え方)を室の位置と一緒に考えていけば更に 案がまとまるような気がします。 (あまりにもざっくりした意見ですが...) 個人的意見としては「Lと螺旋案」がコンセプトが明確で内と 外の関係のように横繋がりだけでなく、吹き抜けなどを利用し てうまく縦の繋がりを持ち空間的に広がりがあるので、他の案 の一歩先をいっているように思いました。 北側の川や道路を借景として空間へ取込む考えもとてもいいと 思います。 実際この前面道路を利用するのは限られた人なのではないので しょうか。 それから遅くなりましたがお会いしたことのない中村さんへ私 フジムラの簡単な自己紹介です。 藤村智子(フジムラトモコ) 2年ほど前までワークスのスタッフとして7年間勤務しておりま した。主に住宅や診療所などを担当させてもらいました。 現在はフリーランスで設計活動をしており、一児の母です。 ・インテリアプランナー ・福祉住環境コーディネーター どうぞよろしくお願いします。

[41] 土間 投稿者:坂口佳明 投稿日:2000/10/11(Wed) 11:43

ずっと土間のことを考えています。 日田の豆田町の古い民家を改造した店舗の土間、 九重の筌の口温泉の鉄分で赤いモルタル土間、 由布院の無量塔の農家を移築した暖炉のある土間、 のんびり遊山しながら土間ばかり見ていました。 やっぱり、土間は庇の奥にあって、暗いほうがいいなあ・・ さんさんと陽を浴びて乾くと、西部劇みたいに埃がたつよ・・ 土間には炉があるといいなあ・・カマドもいいぞ、障子、格子 戸 五右衛門風呂・・・と、どんどん和風になってゆく坂口でし た。 ムクの木構造と土壁と土間とがあって、伝統的和風に陥らずに 何とか・・・ うっうっと悩んでいます。

[42] 土間のイメージ 投稿者:施主 投稿日:2000/10/11(Wed) 13:26

私はものを作る仕事をしていませんので、知識やイメージは おおむね本から入ってきます。土間などということを言いだし たのも、服部真澄さんの『骨董市で家を買う』を読んでからな のです。とある骨董市で民家移築のことを知り、たまたま土地 をもっていたので、あっというまに民家のとりこになってとう とう福井(だったか)の民家の素材で東京に家を建ててしまう お話です。お読みになった方もおられるのではないでしょう か。この本は、移築完成に至るまでの紆余曲折がかなりはらは らさせて、それだけでも読み物としておもしろかったです。 で、そこにつけられていた土間の写 真がよかったのですね。坂 口さんが書いておられるように、ほの暗い(というよりは少し 明るいかな)中に、いすが一脚、形のよい石が一つおいてある だけの、心が落ち着きそうな空間でした。夏、帰ってくるとひ んやりした空気が迎えてくれる、となれば言うことなし、など と勝手に想像しています。  藤村さん、初めまして。人間一人、犬一匹という変な依頼者 ですが、その分、自由な発想を出し合って楽しくやれたら、と 思っております。よろしくお願いします。

[43] 調温調湿 投稿者:鶴 澄 投稿日:2000/10/11(Wed) 18:49

土間の調温や調湿は数字上は殆ど期待できないと考えられる 高断熱高気密の家にするのか、隙間の多い開放的な家にするの か そういう総合的なバランスのなかで論議しないといけな い。。。 エアコンや加湿、床暖房、換気のありかた、。。。。 例えば土間は 冬場であれば水を撒いておけば加湿器になるか ら 確かに湿度を多少は維持できると思う。ただし水が蒸発潜熱を 奪うのですから周囲温度は下がるのです 施主様の住まい方の哲学をお聞きできれば幸いです 寒がり、我慢が好き  等の点についてです 申し遅れました 私は空調や給排水、電気の設計を多分担当す る であろう (有)シード設計社の鶴  澄 52歳です たまに今後も参加させて頂きます どうぞよろしくお願いいたします

[44] 無題 投稿者:施主 投稿日:2000/10/12(Thu) 14:51

いろいろな方が、今回の計画に関わってくださっているようで 驚きです。鶴さん(でよろしいのでしょうか)初めまして、よ ろしくお願いいたします。断熱の話がでましたので、漠然と考 えていることを少しお話ししたいと思います。坂口さんにはす でにお話ししたのですが、最近話題の外断熱の本(松井修三 『いい家が欲しい』)を前に読んで、初めて高気密の家につい て知りました。書かれてあることがほんとうなら、例えば、夏 窓を閉めて外出しても家の中はエアコンをかけたように、涼し く乾いた空気に満たされているという点など、たいへん魅力的 に思えました。ただ、一方で特に冬など九州に高気密住宅が必 要だろうかとも思います。年とともに弱くなってはいますが、 私は冬の寒さはまあ我慢できるほうだと思います。問題は夏で すね。現在の借家は築二十年以上たっていることもあってカビ がひどく、一階の押入などは使えません。一人暮らしなので、 外出時には窓を閉めることになりますから、とりあえずはその ような生活形態で、梅雨時であってもカビが生えない家が希望 です。それが満たされるなら、風の通 り道が確保されている家 の方がよいかな、と最近では思い始めています。夏の暑さは、 軒を深くする、直接部屋に日が射さないようにする、などでし のげればよいのですが。という具合に、夏のことを主に考えて いたのですが、土間には余分な湿気を吸ってくれたり、日が当 たれば保温をしてくれたりという機能はないのでしょうか。な ければ、最低限、まるこの寝場所あるいは雨の日の居場所とし て、あまり大きくないものがあればよいということになると思 います。




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