2000/10/15〜2000/11/06
「10/15の打ち合わせ以降の掲示板」

第2次案をもとに、2度目の打ち合わせをしました。
今後は、敷地の契約までまだ時間があるので、
もう少し雑談を交えて施主さんの生活イメージと、
製作者の空間イメージをふくらませて行こうというお話になりました。
敷地契約が済むころまでに、
立体的な空間のイメージを提案します。


以下掲示板から抜粋↓


[45] お疲れ様でした 投稿者:フジムラ 投稿日:2000/10/15(Sun) 00:30

みなさん、本日の打ち合わせはお疲れ様でした。 今日施主さんを含め皆さんで打ち合わせができたことでいろい ろな意見を聞くことができ、次への展開のヒントが沢山あった ように思います。 この掲示板で雑談することでもヒントを見つけ出して次への展 開へ活かしたいですね。

[46] ありがとうございました 投稿者:施主 投稿日:2000/10/16(Mon) 15:24

みなさん、土曜日はお疲れさまでした。いろいろな意見を伺う ことができ、有意義な一時だったと思います。しゃべることに よって考えがまとまる、あるいはまとまっていない点に自分で も気づくということがあるようで、その後つらつらと考えたこ とを書いてみたいと思います。 ・土間は、大きくとっても調温、調湿効果はあまり期待できな いようなので、最低限、まるこの寝場所、および七輪をおいて 魚などを焼ける場所(また妙な希望ですが)として確保してい ただければと思います。冬もそこが寝場所なので、風が入らな いよう扉が必要だと思います。また台所、あるいはリビングに 隣接している方が望ましいと思います。私が土間、土間という ので、ひょっとしたら制約になっているかもしれません。一度 ここから離れて発想していただいた方がよいかもしれません。 ・家の中に一つ、できれば一日中日が当たら「ない」、しかし 風通しはよく、窓から庭が見える部屋を確保していただきた い。そこが書斎・書庫です(ずいぶん勝手な要望ですが)。書 斎に隣接した書庫でもよいですし、廊下などを利用して、すぐ に本を取り出せる形でもかまいません。 ・南側はやはり開けた方がよいという鶴さんの提案は、啓発的 だったと思います。しかし、たとえばL字型案だと上のような 書斎向きの部屋がどこになるのか、ちょっと分かりません。コ の字型案だと南側の部分で確定なのですが。南側を開けるにし ても南に庭を造るというのではなく、風通しという目的に特化 して、最小のスペースを空けるというように考えていただけな いでしょうか。 ・書斎をあまり大きくせず、日照がない空間であれば、ごくふ つうの断熱でクーラー一つあれば過ごせると思います。現在の 借家はろくな断熱をしていないと思いますが、しかも二階の南 側なのですが、今年の暑い夏でもクーラー一台で私は十分過ご せました。書庫についても通風口があれば、夏の昼間にクーラ ーをかければ、日本の書物は革装ではないので十分だと思いま す。 ・それ以外の部屋も日照にこだわる必要はなく(冬はまあ我慢 できる方です)、「光」があればよいと考えます。 ・そこから考えると、南西方面を開けるというのは、あくまで 風の通り道と考えた方が良さそうな気がするのですが。冬の日 は当たるけれども、夏の西日は避けられる、という具合にいく とよいのですが。 ・欲張りな要望を書き連ねてしまいました。また長文の投稿で 失礼しました。時折雑談も交えたいと思いますので、よろしく お願いいたします。

[47] おつかれさまでした 投稿者:まい 投稿日:2000/10/17(Tue) 19:01

先日の打ち合わせでは、施主さんの生活のイメージをより知る ことができた上に、鶴さんの貴重なご意見を聞くことができ て、勉強になりました。「住宅」というと、家族のイメージに とらわれがちですが、今回の設計では、いわゆる核家族のnLDK のプランから自ずと離れて考えることができるので楽しみな反 面、施主さんの生活のイメージと色々な制約を一気に解決でき る空間がつくれるようがんばらないといけないなあ、と思いま した。一気に解決というのは言葉が過ぎるかもしれませんが …。早めに公開設計のサイトを立ち上げて、このような楽しい 家造りの現場をみんなに知らせることができるといいな、と思 います。まるこの意見も聞けたら楽しいだろうなあ…

[49] CO2中毒にならないように 投稿者:鶴 投稿日:2000/10/23(Mon) 17:56

七輪を居間の中央におく   それは素晴らしいです 私も今 やってみたい  でも 今のサッシは高気密です 30年の生活のなかでたった 1度でも窓を開け忘れたら。。。と考えたら 恐いですね  煙突とフード(真上に真っ直ぐに伸びているもの)七輪の側に 外気の取り入れ口 それにCO2センサーと連動した換気システ ムは絶対に必要と思います でもちゃんとその辺を押さえていれば大丈夫中途半端は恐いです。

[51] 無題 投稿者:坂口佳明 投稿日:2000/10/25(Wed) 20:23

「私の要望はシンプルなので、設計者の自由な提案を期待しま す。」 10月14日の打ち合わせでの施主の言葉をかみしめていま す。 施主の要望がシンプルであればあるほど、設計者の中にある固 定的で先入観的な住宅イメージが顕になります。 家族の団欒、家事の動線、家族構成の変遷など、居心地のいい 言い訳に いつのまにか甘えて、流行を器用に取り込む設計の技術に埋没 していたような気がします。 住むことの原点、空間のイメージ、詩や記憶、科学的数式、風 土と伝統 みたいなものから住宅を考えてゆく設計の進み方があったよう な気がします。 施主の厳しい設問を受け、土地の契約が済むまでのこの時間を ゆったりと使って、 皆さんで少し雑談をしませんか? 形にするのを急ぐのではなく、キャッチボールをしながらイメ ージを紡いでゆく、 ネットの上でそんな贅沢をしてみませんか?  

[52] 十二単のような住宅? 投稿者:坂口佳明 投稿日:2000/10/26(Thu) 20:42

一番外側に一重の軒下がある。開放されて、雨がかりだけを免れる。 その内側に二重目の、スノコ雨戸で仕切る明るい外気の土間がある。 三重目にはガラス戸とヨシズ戸で閉じる風通 しのよい板間がある。 そして,その内側にふすまで包まれた核のような暖かい中心がある。 でもそこは上のほうに開いて、天に抜けてゆく。 三重、四重の隙間に、七輪や流しや風呂桶がある。 薄着になったり、厚着になったり、裸になったり・・ Keyword: 断熱、閉じる、一脚の椅子、CO2

[53] 無題 投稿者:施主 投稿日:2000/10/27(Fri) 12:51

みなさんお元気ですか。って、お前はちゃんと生きてるのか、と言われそうですが、また掲示板にごぶさたしてしまって申し訳ありません。どうも、私には書き込み の「波」があるようで、田中さんの提案にもすぐ何か書こうと思ったのですが、いやいやもう少しよく見てから、などと思っているうちに時間がたってしまいました。 現実に、少々忙しいこともあるのですが(また言い訳モード)。  いろいろ書きたいことがあるのですが、まず「私の提案はシンプルなので …」については、坂口さんの投稿を読んでたいへん恐縮しました。あのときは、土間とか 妙な提案でみなさんの発想を縛っているのではないかと思ったので、私の言うことにあまりこだわらずに自由にやってください、というつもりだったのですが。まあで も、結果的にそれでよい方向に行けばよいと思います(手前味噌だな)。  もう一つ、七輪について前回の投稿に書きましたが、居間の真ん中に置くつもりはありません。土間は台所の端にまるこの寝るスペースくらいが最低限あり、その外 は庇を出した雨よけの場所になっている。中が駄目なら、外の庇の下でも、まあ仕方がないと思っています。もう授業なので、また今度書き込みます。

[54] 中心 投稿者:さかぐう(ニックネームです) 投稿日:2000/10/28(Sat) 16:35

居間の真ん中に熱い七輪もすごいですが、私が「十二単・・」で考えていたのは、暖かい中心についてです。  剥いてゆくと無くなってしまうたまねぎではなく、住宅の中に存在感のある中心を構想してみたいと思ったのです。それというのも第2次案がどれもコートハウス案 に収斂してゆきそうな気配がしたからなのです。  コートハウスには中心が無く、その欠落した中心が住宅の各部をつなぎとめてゆく構成になります。視線は常に中心に向かうのだけど、見えるのはその向こうにある もの・・・中心は広場  それに対して「十二単・・」は視線が中心から発せられる。何重にも建具に囲まれた、ヤワラカナ中心。上に窓が開けられた、宇宙にツナガッテイル中心。  あんまりうまく言えませんが、本と書斎が真ん中にある、コンパクトで、求心的な住宅の考え方もあるのではないでしょうか?

[55] ねえ、ねえ、 投稿者:さかぐう 投稿日:2000/10/28(Sat) 17:33

どうぞ、みなさん 私の書き込みを独り言にしないでください。 コートハウスチームの反論期待。

[56] 十二単かあ 投稿者:まい 投稿日:2000/10/28(Sat) 21:58

集中型の住居はひとり住まいであることと、 中村さんの生活イメージを考えると、しっくりくるような気がします。 その上、何重にも外部から内部への移り変わりがあり、最後に大事な本のある部屋があり、天井から少し光がはいる。ちょっと神秘的なそんなイメージでしょう か?いいかも。 私はずっと、どちらかというと均質な空間、混在する内部と外部みたいなものを考えていたのですが、この二つは建築史上永遠の対極ですね。(ちょっと学生っぽ く) ただ、十二単のばあい、隣家との関係を解決するかがもっとも問題になりそうです。 プライバシーも中央にいくにつれて高くなっていくので、問題ないともいえますか。 でも、どちらもスタディする価値がありそうです。皆さんはどう思いますか?

[57] 無題 投稿者:鶴 投稿日:2000/10/29(Sun) 15:11

十二単とは、、、、今後21世紀の日本の住宅の基本になるかも・・・・ 設備の人間としては驚きの発想です  気がつかなかったなあ 多分隙間だらけの外皮 ここは 七輪をおいて食堂があって 廊下があって トイレ 浴室がある  2枚目は 居間があって(ここは外皮ともまた直接上からも換 気や採光をとる?)3枚目は書庫や秘密の部屋が。。。。。 これは自然と文明を使い分け健康な住宅を造る上で合理的な方法になるかもしれませんね。 若い建築家のかたがた 是非1度真剣に考えてみて下さい  −−−いつも矛盾に満ちた建築家を罵倒する設備屋−−−−

[58] 遅まきながら 投稿者:施主 投稿日:2000/10/31(Tue) 15:10

コメントを書いてみたいと思います。 田中さんの案について:ずいぶん、遅れて申し訳ありません。基本的に私の要望(日が当たらない方に書斎、風通 しなど)を満たしていただいたシンプルな案だと 思います。ただ、田中さん自身も書いておられるように、動きのおもしろさといった要素はないようです。これに、坂口さんの最初の案のような、上下の動きを加 えるという手もあるかな、と思いました。素人が分かったように言って何か恥ずかしいですが、直観的な感想です。  51番の坂口さんの投稿を読んで思い当たることがありました。第一回目のみなさんの案を見たときは、これはおもしろくなりそうだなあ、と楽しみでした。とこ ろが今から振り返ると、第二回目の案は、もちろんそうならなくてはいけない面があるとは思うのですが、およそ一つの方向にまとまっているような印象を受けま した。こちらからいろいろ勝手な要望を出した結果なのだし、現実の制約条件を入れなければならないのだから、こういう方向になるんだろうなあ、とその時は納 得したつもりでした。坂口さんは、そこを鋭く、私のちょっとした引っかかりを見抜かれたのだと思います。いやまいりました。  で、今回の十二単案ですが、これを読んだときは、第一回案の時の期待感が戻ってくるような気がしました。具体的なイメージは浮かびませんが、やはりこれに も上下の要素を加える(中心に向かって昇って行く、あるいは反対に降りて行く?)といったことも考えておられるのでしょうか。非常に素朴な疑問ですが、中心 を閉じても、各「皮層?」でそれぞれ通風は確保されるのでしょうか。  中央不動産からはまだ連絡がありません。また、寄ってみるつもりですが、測量 にそんな手間取るかなあ。でも、その間にまたおもしろい提案を出し合えたら楽 しいと思うのですが。

[60] 通風と皮相 投稿者:鶴 澄 投稿日:2000/10/31(Tue) 19:22

夏や春秋、冬の暖かい日は各皮相を突破して建具を開放すれば いい  冬の寒いときや節約モードで部分冷房する時だけが 閉じることになると思うのですが それでも当然機械換気、又は小窓などで好みの通風を確保しなければなりません。 病院の手術室はクリーンルーム、廻りにサブクリーンルーム、その前に前室がある  私の捕らえ方は これに似ています いずれにしても 一番奥座敷でも冬場に備えて単独の換気設備は必要と思います

[63] ご無沙汰してました 投稿者:フジムラ 投稿日:2000/11/02(Thu) 00:36

随分ご無沙汰のフジムラです。 しばらくの間にたくさんの書き込みが入っていて、どの話題から参加したらよいのか迷ってしまします。 [52]坂口さんの十二単について、私が思ったこと。 何重目かに縁側があるといいなと。 縁側って必要によって外部や内部になったりする多用途な使い方ができ、それが空間に変化を持たせることができます。 これを季節や住まい方によって使い分けができたらいいのかも。 縁側というより家のなかに内のような外のような柔軟な場所があるのはいいなと。 まだぼんやりなんですが。
ところで雑談ですが・・・ 人様の家を設計しているうちに、シロアリに食われた我が家の補修工事が始まるということでこの数日間家財道具の移動をしておりました。 やっと移動したと安心した矢先にこの雨風が・・・ なんとなく不安になり、もしやと以前雨漏りしたところが気になり見てみるとやっぱりポタポタと・・・ という訳で二度目の移動を済ませたところです。 (近頃は雨風の具合でなんとなく雨漏りしそうな気配がわかるようになってしまった。) 今までは仕事柄家をつくることばかり考えてきましたが、最近は家を維持する大切さをひしひしと感じる日々であります。 という訳で部屋の都合でパソコンがまともに使えない日々がもうしばらく続きそうで、またしばらくご無沙汰するかもしれません。

[64] 無題 投稿者:さかぐう 投稿日:2000/11/06(Mon) 12:56

子供のころに小川に笹舟を浮かべて遊んだ。 軽々と水面を滑る笹船を走って追いかける。 橋の上で待っていて小石で撃沈しようとする。 見失った笹舟が急流の後の淀みにじっとしていて、 それを竹でつついて、また流れに押し出す。 飽きもせず、日暮れまで駆け回っていた遊びの記憶は もう少し水面が道に近くて、土手には草木が茂っていた。 そんな川はまちには無い。 石垣は大人の身長より高く、ガードレールの柵がある。 建て込んだ家並みを小川のそばの立ち木に見立てて、 住宅を淀みに浮かぶ笹舟のようにつくれないだろうか。 流れからふっと離れて、ひと時の静けさの中にあり、 それでいて自らを閉じたり、係留したりすることなく、 軽やかに浮かんでいて、いつでも流れに出ていけそうな船。 与えられた身の回りの環境をやわらかく受け入れる、 そのやさしさの根拠は都市にすむ諦観。 一万冊の本と犬を乗せて、ここに浮かぶ住宅は 閉じたり開いたりして、笹舟よりも屋形船かな? 屋形船と七輪は相性がいいな、 秋刀魚を焼いて、お燗をつけて、ちょいと先生なあんて・・ だんだん想像がオヤジになってゆく。




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