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2008年06月25日

うれしいお便りをいただきました。

第1回「あなたにぴったりの住まいづくり」ワークショップに参加の
ご家族からうれしいお便りをいただきました。
ワークショップの準備と製作に懸命に取り組んだスタッフ一同、
とてもうれしくて、ここにそのお便りを紹介させていただきます。

「ワークショップに参加させて頂いた○○です。ご連絡ありがと
 うございました。
 先日のワークショップからずっと毎日間取りプランと立体模型
 を眺めて暮らしています。
 夫ともいろいろと話していつか家を建てる時はワークスさんに
 お願いしようね、と決めています。
 それぐらい楽しく心躍る経験でした。

 ブログ拝見いたしました。
 自分で言うのもなんですがきれいに撮っていただいてとても感
 謝しています。夫は被写体を100倍ブサイクに撮る天才なん
 ですよ!

 夫にもワークスさんの芸風(?)を実際に感じて欲しいのでま
 たオープンハウスやワークショップが開かれる際は是非お伺い
 したいと思っています。その時はよろしくお願いします。

 ・・・・・・・・

 これからもワークスさんの家作りに出会える幸せな家族が増え
 ることを心から祈っています。スタッフの皆様にもよろしくお
 伝えくださいませ。

 それではまた近い日に。」


2008年03月29日

大石一彦さんの住宅見学会

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みづまの基礎配筋検査のあと、二日市に寄って大石一彦さんの住宅作品を見学させてもらいました。
コンセプトが明確な白いキューブの住宅でした。

1階の中央に床が60cm下がった収納スペースがあって、周囲に寝室と水廻りとコートと玄関が配置されています。
2階は床が90cm低くなったリビングを中心に壁のないワンルームの構成です。

大きなハメ殺しのガラス、ワーロンの壁や障子、床からの照明、FL+900位置のスイッチ、引き違いサッシを利用した引き込み窓、3連方引きサッシ、スチールフラットバーを貼った柱・・・
勉強になるディテールが盛りたくさんです。

本当に丁寧な仕事をなさってます。

しかし、何より感心したのは、この総2階ワンルームのようなプランを成立させている、1階床スラブの蓄熱式暖房でした。ちゃんとした設備計画があって初めて、大胆な空間設計が可能になることを改めて教えられました。

大きな声で楽しそうにいろんなことを説明してくれる、大石さんの声が家中に響いてました。

ありがとうございました。


筑波工務店の秦さんもお見えになって、「こことここは私のアイデアなんですよ。カッカッカッ!」といつもの笑顔でうれしそうでした。

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これが、秦さん考案の最も廉価な住宅用引き違いサッシを利用した引き込み窓。
網戸もついて、雨水抜きも考慮されています。

2008年03月01日

八女の「にしで歯科医院」

コンクリート躯体工事が完了しました。

杉板型枠を利用したコンクリート打ち放しの壁面が姿をあらわしました。

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杉板型枠打ち放し仕上のコンクリートボックス(待合スペース)と黒く塗装されるコンクリートボックス(スタッフスペース)の間に、鉄骨で一枚の屋根がかけられて診療空間をつくります。

鉄骨の柱は細く、サッシの方立に隠れて、明るく開放的な空間が生まれます。

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「みずまの歯科医院」の地鎮祭を終えて、八女のコンクリートボックスの間を歩く後藤君。

2008年02月19日

コトコトの家 つづき

「コトコトの家」の匠=藤匠住宅の藤松さんです。

「コトコトの家」は藤松さんとワークスのつくる新しいプロトタイプになりそうです。

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「コトコトの家」は1,2階共15坪の総2階建ての住宅です。
道路に面する東面は白い櫛目引きの単純な切り妻の壁です。
ふたつだけ小さな窓が切ってあります。

斜面に建つ「コトコトの家」は南側に眺望が開けます。

北側には、お隣の古い屋敷の庭木を借景にさせていただきました。

1階は玄関のないワンルーム空間です。
南東の角にある玄関を入ると、タイルの土間があって、
建て主さまのお気に入り家具が置いてあります。
そして、お気に入りのペンダント照明がふたつ。

キッチンも土間。藤松さん開発の換気フードは音が静かで高性能。
キッチンがダイニングテーブルになる掘り炬燵形式の床は、「かえるの家」と同様です。

キッチンダイニングとリビングは引き込みの太鼓張り障子で仕切ることもできます。

そして西側の突き当たりの壁にしっくいと無垢板でできた階段があります。
手摺は30mmΦの黒く塗装された鉄のパイプが1本です。

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2階には和室とお風呂と寝室とロフトがあります。

洗面室とお風呂からは、南側のまちの景色が、竪の木格子越しにひろがっています。

格子のおかげで、外からはお風呂の様子は分かりません。

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小さくコンパクトな住宅ですが、隅々まで無駄がなく、とても活き活きしています。

そしていたるところにちょっとした花を飾れる場所があります。

いろんなスペースが、訪れてくれた子供達の人気のスペースになりました。

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ちびっ子お世話係の織さん、ありがとう。

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2008年02月11日

子どもの村

「子どもの村福岡」のプロジェクトが具体的な建築を検討する段階に入りました。

土曜日はみんなで計画予定地視察。
来週のミーティングで、各自が自分のコンセプトワークを提案発表する。

その後、斉藤事務所他のメンバーとの合同ワークショップに臨む。

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「うーーーん・・・」
「ほぉーーー・・・」
全員、自分の感想はあまりしゃべらず、それぞれの戦略を頭の中で組み上げている。
計画敷地の最初の印象は、計画の方向性を決定的にしてしまう大きな要素だ。
だから、私も軽々と第一印象をスタッフに語るのを控える。
この印象をもう少しあたためてみて、腑に落ちるところまで考えてみよう。


計画地はビニールハウスに囲まれていて、中には真っ赤なイチゴがなっている。 
おーーい、イチゴ泥棒にまちがわれるよーー!」

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帰り道、潮が大きく引いているのに気づいて、近くの潮干狩りスポットにみんなを案内。

密漁禁止の看板のそばで、道具なしで砂を探ると、アサリがコロコロ出てきた。

でも、2月初旬の海水と海風はとても冷たくて、手が千切れそう。

5分程度で、ハンカチ一杯の収穫に、

手が真っ赤だけどホクホク顔の盗賊と、

部下の働きに御満悦の女頭領と、

一部始終を目撃していた縞縞マフラーの報道カメラマン。


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子どもたちを守る五つの家と、みんなを守る村長の家。

そしてみんながまちと繫がっている。

どんなかたちがあるのかな。

留守番しながら模型を作っている学生君に、

荒戸の”蛸屋”でホクホクたこ焼きを買って帰った。

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2008年02月09日

鉄骨検査

八女商店街の交差点に建つ「にしで歯科医院」は3つのコンクリートキューブの間に、鉄骨の平屋の屋根が一枚だけ架かる構成です。
この鉄骨部分をいかに軽やかにつくれるかがデザインのポイントになります。

午前の現場定例会議を終えて、午後から八女の鉄工所「馬場製作所」で、構造設計のアトリエ742高嶋謙一郎さんとともに鉄骨の打合せです。

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整頓された工場内に、種々の重量鉄骨部材がならんでいる。

切られたばかりの切断面は、銀色に輝いて、
ヒヤリとした冷たい質感に目が奪われる。

溶融亜鉛鍍金されたばかりのH鋼の表面はきらめいている。
このきらめきは一度雨に打たれると、白くくすむのだそうだ。

横にはブラストされた大きな鋼材が黒皮をはがれて、渋い色をしている。


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昔のような、広い原寸場に引かれた色とりどりの線を追いかけて、寸法と納まりを確認する原寸検査はなかった。(冬の原寸場は寒いんだよね)
CAD-CAMのおかげかな。

現場では杉型枠と鉄筋が立ち上がって、鉄骨たちを迎える準備に余念がない。

来週14日はコンクリートキューブの壁配筋検査です。

2008年02月04日

オランダ坂

去年の撮影です。

長崎のまちには印象深い景観が多くあるし、ここはあまりにもメジャーですが・・・

オランダ坂は、普通に車が通る生活道路から、ヒョイと唐突に石畳の階段を上がると、そこにある。

左手は活水女学園の高い石垣が反り返るように聳えていて、右側は古い洋館の石の塀が蔦に包まれて、右に湾曲しながら続いている。

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洋館の塀は断面的にもモッコリとしていて、全部が蔦に覆われている。
坂の入り口では人よりもずっと高かった塀が、坂を上るにつれてだんだんと低くなってくる。


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そして、右にゆるやかにカーブした坂をのぼりきって、右にふり返ると、
眼の前に稲佐山と長崎港の風景がスーーーッと広がっている。

今でこそ、新しい大きな建物のせいで、見下ろす風景は変わったけれど、
子供の頃から村長が大好きなシーンの展開でした。

友人が長崎に来るたびに解説つきで案内して、ハナタカダカなスポット。


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坂ノ下には古いレンガ造りの建物が資料館として使われている。

大切に残される通りやまちなみや建築がひとつづつでも増えてゆけばよい。

そんな気持ちで、日々、ひとつひとつの設計に取りくんでいます。

2008年01月28日

NKSアーキテクツ建築見学会

建築家末廣香織さんからご案内があって、北九州小倉の「志井岡田クリニック・調剤薬局見学会」にみんなで参加しました。

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九つのコンクリート打ち放しカマクラの上に、鉄骨造の軽い屋根が一枚フワッと乗っています。
屋根はカマクラとの接点を切り欠かれていて、斜めのコンクリート面に光がサラサラこぼれていきます。

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それぞれのカマクラがひとつの機能をもった部屋、その間がサーキュレーション=路地。

高さ2200mmくらいから曲がりながら傾斜する壁のせいで、スケールが押えられ、やわらかく人間的な印象が全体を包む。

薄く白く塗装されたコンクリート面と、真っ白い壁天井と、淡い木調の家具。

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こまやかに考え抜かれた構造と品格のあるやさしい配色。

末廣さんの建築はいつも清々しい感じがします。
この妥協のない建築を支える設備設計はシード設計鶴さん。
照明デザインはライトプランの山本さん。

2008年01月26日

七山小学校

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佐賀県七山村にある七山小学校は恩師光吉健次の若い頃の作品。
篠栗山荘でお話をうかがった茂木謙悟さんが、若いスタッフとしてかかわった名建築です。
竣工して50年近くなるはずです。

「建築材料費が高くて、労賃がまだまだ安かった当時は、鉄筋コンクリートのシェル構造が経済的でした。」
教室の屋根も、渡り廊下のオブジェのような屋根も、杉板型枠の曲面で構成されています。

ここを訪れるたびに、この小学校を母校にした子どもたちはどんなに幸せだろうと思います。
全体のスケールと、各部分の寸法、素材の質感と、手触り感のある形態・・・
全てがものづくりの喜びを子どもたちに伝えているようの思えるのです。

廊下は中庭に面した外部で、薄いコンクリートシェルの屋根には断熱材がなく、西日が差し込みそうな教室で、きっと暑かったり寒かったりまぶしかったりしたのだろうけど、きっとここの子どもたちの眼はキラキラ輝いていたんだろうな・・・・。そんな気がするのです。

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むき出しのコンクリートの劣化もめだってきています。
垂れ下がりそうな軒先には木製のサポートがしてあります。

どうか、この小学校がいつまでも七山村の人々に守られてありますように。

二丈町から「まむしの湯」を通って、「森のはこぶね」(おさるの家)の下を抜け、峠を越えて七山村の「ななの湯」への道すがら、小学校に寄って心をあたためていきます。

2008年01月19日

杉板

新しい住宅の計画地を確認に、福岡市西区の住宅地を訪ねました。

10年ほど前に開発された住宅団地は、まちなみが整いつつあります。
一つ一つの住宅にデザインが施され、外装材料も、外構のしつらえも多様でにぎやかです。
しかし、そのにぎやかさが、妙に画一的に見えてしょうがありません。
その原因のひとつは、外装に使われている様々な「汚れにくい建材」ではないかと気づきました。

「汚れにくい建材」は汚れないことによって、何か大切なものを失っているのでは?
”汚れちまった”おじさんとしてはそんなことを思ったのです。


私の通勤路にある木造2階建ての古い住宅です。
外壁が杉の板貼りで木製の華奢なサッシがついています。
もう人は住んでいないのかもしれません。
屋根や壁や窓には補修の跡があります。
板金笠木のついた、ま新しいコンクリートブロック造の塀と対比して
建物外壁の杉板がなんともいい感じに古びています。

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次も通勤路にある、書道家の先生の自宅かなと思わせる住宅です。

下部は杉板型枠の打ち放しコンクリートで、上部は杉板張りの外壁。
杉板のネガとポジ。
駐車場床は赤土のタタキで、車止めは太い竹で作ってあります。
通路もスロープも固めの三和土。
向こうの塀は細い竹で編んであります。

汚れやすく、傷つき易い材料がそのメンテナンスを前提に使われている。
住む人とともに、建物が時間を刻む安心感。

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私が時々引っ張り出しては読む宮本常一さんの表紙に
笹の向こうに、木目が浮き出た杉板外壁が写っていました。

日本中を歩いて、古からの生活や膨大な民話を集めた宮本常一の
本の杉板下見板張りにも、ていねいに補修された跡がありました。

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2008年01月12日

長崎のまち

オランダ坂で有名な長崎のまちは、坂道の中に生活があります。

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手前右の建物はワンルーム程度の小さな古い賃貸住宅です。
もちろん駐車場はついていません。

このようにまちの特殊な構造に、則して建てられた建物は
なかなか更新されずに、
大切に使われてゆくのかもしれません。

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昔は階段のある坂道を資財を馬に曳かせて、
建築をしたと聞いていましたが、
ある日、坂道資財運搬車を発見しました。

この小型キャタピラーリヤカーなら坂道も階段も大丈夫そうです。

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ところで、坂道の十人町の子どもたちは何をして遊ぶのかな?

遊びしないのかな?

長崎の子どもは自転車に乗れません。
(少しオーバーかな?でも村長は高校で初めて自転車を買ってもらいました。)
長崎の子どもは足腰が強いのです。

2007年12月21日

煉瓦と蔦と瓦

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福岡市中央区、10台ほどの駐車場の奥に、この煉瓦の壁はある。

煉瓦タイルの外壁に、小さな窓がパンチングされていて、その装飾的な壁面を、赤、黄、みどりの蔦の葉が自在に這い回っている。
よく見ると、破風にもいろんな陶片がちりばめられていて、こちらからの見え方を意識しているのだけど、この煉瓦の壁面には正面入り口らしきものが見当たらない。
雨樋がすごくいい位置に1本だけ下りている。
このファサードは絶対「カワイイ」よね。

壁の左側は坪庭に通じているようだし、右側は勝手口の木戸ような気もする。
いったい、今は駐車場になっている、この手前のスペースはなんだったのだろう?

それとも、この面は建物の裏側で、裏の建物がある日壊されて、いきなりお尻を見せている図なのかな。
それにしても素敵なお尻だこと。色とりどりのレースの下着をつけている。

赤と黒の煉瓦タイルが不思議な按配で貼り分けられて、
和瓦でつくった三角形が横一文字に帯をつくって、
白黒の陶片が樋の横でたての帯をつくっている。

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マグサは磨いた御影石が使われていて、
その上に鬼瓦の破風がついていて、
窓は格子のついたアルミサッシ。

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上から眺めると、中庭を囲んで、コの字型の平面をしている。

煉瓦と和瓦と陶器と石の自由闊達で国籍不明なデザインが、蔦の葉と戯れている。

2007年12月17日

まちの記憶

いつも通るまちなみに突然空き地ができたことに気づいて、
「あれ!もともと何が建ってたっけ?」と思うことがよくある。

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私のスタッフブログのテーマは

年を経て

汚れたり、古びたりして

ある日突然なくなるかもしれない建物たちのお話。

夜露死苦!

2007年12月15日

1965年

12月15日(金)は博多区美野島商店街のまちづくり拠点「ゆらりん」で設計集団櫂の忘年会と、第2回「茂木謙悟さんを囲んで」が開かれました。

若い人たちに茂木さんの近作と伝統建築について語った第1回とは異なり、第2回は綜合建築研究所創設期にコンクリート打ち放しの構造とモデュールを追及していた若き日々の話でした。

日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか
転機は1965年だった-内山節(哲学者)
近代合理主義が浸透する以前の人間の世界の豊かな営み、自然の声に耳を傾け、神々のまなざしを読みとる、日本の民衆の自然信仰はおもしろい。知性で全てのことを論じてしまうのは人間の精神を閉じてしまうのではないか・・・
日本の自然信仰(キツネやカッパ)から、茂木さんの話は始まる。

ル・コルビュジェ、キースラー、リートフェルトが亡くなる1965年は、日本が東京オリンピックを終えて、高度成長経済に突入してゆく大きな節目だった。

1950年から65年までの世界と日本のデザインの推移と世相を対比しながら、

コルビュジェ、ミース、ライト、堀口捨巳、池辺陽、

レーモンド、清家清、アールト、SOM、丹下健三、

村野藤吾、カーン、白井晟一、吉阪隆正、菊竹清訓、

浦辺鎮太郎、ポール・ルドルフ・・・・・・

きら星のような建築家とその作品たちが茂木さんの茂木節で語られてゆく。

それから光吉健次とつくる九大建築学科教室、七山村立小学校、浜玉町役場などのコンクリート打ち放しの建物の数々が紹介されてゆく。

初めてベニヤをコンクリート型枠に使ったときのこと、

打設前日の熱心な清掃の水が災いして脱型したら砂だらけのコンクリートだったこと、

材料費が高く労賃が安い当時には経済的だったHPシェル構造のこと、

HPシェル構造の屋根が脱型後に40cmも下がったこと、

商業ビルの外装300角タイルを手練でつくったこと、

図面を何枚も何枚も画鋲で重ねて描いていたこと、

モデュール(寸法の規則)を共有し、平面と立面と矩計がそれぞれ同時に進行してゆくこと、

事務所全員で1年以上かかって一つの設計を仕上ていたこと・・・


だんだんと茂木さんたちがカッパかテングに見えてくる。

成長経済のなかで建築を習い、小さな知性で煩悩まみれになっている私の日々を、「カッ!カッ!カッ!」と大笑いされているような。

「経済が減退しようが、法律が混乱しようが、いいものはいいものね。ケッ!ケッ!ケッ!」

そして、「やっぱり、建築は構造がカッコよくないとよくないね。テヘッ!」

第3回「茂木謙悟さんを囲んで」楽しみにしています。

2007年12月02日

スタッフブログが始まります。

ワークスのホームページが少しづつ進化してゆきます。

まだまだ、やらなきゃならないことはたくさんありますが、できることから少しづつ・・・

ということで、第1回広報会議が11月30日に、オヤツつきで大々的に(2人で)開催されました。

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まず、このスタッフブログをにぎやかにしましょう。

それから、「Q&A」を整備しましょう。

そして、「おしゃべりBBS」に多くの方に書き込んでもらえるよう、ワークスの活動を元気にしたいと思います。

みなさんどうぞよろしくお願いします。