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2007年03月03日

野生のおサル

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筑紫野市の天拝山の奥に田舎暮らしをしたい方の候補地があって、舞と小葉紅と3人で現地調査に行きました。山神ダム下の小川沿いのレンゲ畑でした。紅梅や白梅が満開で春の光に輝いていました。あたりは起伏のある里山の風景、竹林の裏山と小さなせせらぎと古い柿木や梅林が拡がるのどかなロケーションでした。
「こんなところに暮らせたらいいねー。午後からの日当たりが山陰で良くないけど、設計でカバーできるよね。」「山を越えて射す陽の光を一度白い中庭の壁で受けて、その中庭を中心に設計するといいと思うんだけど・・・。」「学校はふもとの小学校に通うのかな。子供が小川に落ちそうね。」「ときどき落ちるぐらいがちょうどいいよ。そうやって子供はいろんなことを覚えるっちゃけん。」「でも寂しくないーー?」とかナントカ言いながら、車一台通れるだけの山道をもう少し上のほうまで行ってみました。
「まいこ・料理・ギャラリー」と手書きの看板がある一軒家にたどり着くと、犬が吼えていて、引返そうとしたら、舞が「アレ!さるじゃない?!!」
吼えている犬のそばの門の上に何か動くものが・・・
「キャー、サルよ!さる!」サルがおいでおいでしていました。
3人でそばによって見ると、今度は塀の上で真っ赤なお尻をこちらに向けて、オシリペンペンし始めました。
「かわいいーー!」「バカにしてるんじゃない?」とかさらに近づくと、おサルは急に牙をむいて、キイイ!と叫びながら塀の上を走ってきました。
「キャーーーー!!!!」「いやーーー!!!」とあっという間に二人は坂道を転げるように逃げていきました。逃げ遅れた村長は遠くの車の陰から「写真撮って!撮って!」と叫ぶ二人に命じられて、やっとこさシャッターを押しました。%E5%A4%A9%E6%8B%9D%E5%B1%B1%E3%81%AE%E3%81%8A%E3%82%B5%E3%83%AB.jpg
その後おサルは民家の屋根を超えて山に帰っていきました。
みんな無事で良かったね。

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