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2008年04月09日

アルザスのまち

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ストラスブールの旧市街はライン川の中洲になっていて、1km四方の中にノートルダム大聖堂とオム・ド・フェール(トラム=路面電車の交差点)のふたつの焦点があります。

ストラスブール駅は中州の外にあります。
石造の古い駅舎の前をガラスで覆って,地下に引き込んだトラムと郊外電車を連結しています。

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トラムはストラスブール駅前だけ地下に潜りますが、あとは全て路面を走っています。

1.3ユーロ(208円)の切符で1時間以内ならどこまでも何度でも乗り放題です。
乗り場の小さな機械でチェックインして、チェックアウトはありません。

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路面電車は車高が低く、乗り場から全くバリアフリーで車内にアクセスできます。
車椅子も乳母車もドンドン乗車してきます。

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旧市街には車はほとんど走っていなくて、人がトラムを乗ったり下りたりしながら、どんどん歩いています。それと自転車レーンがしっかりあります。

こんなに乳母車を多く見かけた街はありません。
特に朝と夕方にストラスブールのあちらこちらでたくさんの乳母車を見かけました。
保育所に子どもを預けて働いているお父さんやお母さんたちの姿なのでしょう。
エコロジカルな交通体系の整備だけではなく、底辺からの社会福祉の充実を感じます。

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街のレストランにひとりで車椅子で訪れて、食事をしている人をよく見かけました。

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